かんぱい。

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アサヒHDの欧州ビール買収に勝算はあるか?

www.sankei.com

こちらの記事は、先日のアサヒHDが欧州のビール4社を買収した背景を読み解くもの。書き出しは以下。

 アサヒグループホールディングス(HD)が欧州ビール市場の攻略に向け勝負に出た。2月10日、同社はイタリア「ペローニ」、オランダ「グロールシュ」など欧州のビール4社を25億5000万ユーロ(約3300億円)で買収すると発表した。日本のビール会社による海外ビールの買収で過去最大規模となる。ただ、キリンHDが買収先の業績不振で上場来初の赤字に陥るなど、M&A(企業の合併・買収)は一筋縄ではいかない。アサヒグループHDの乾坤一擲の巨額買収にはたして勝算はあるのか。

 アサヒHDがキリンHDの買収先の業績不振があるも、当該4社の買収に乗り出した理由は以下。

  • 日本市場の縮小が続いており、また今後も縮小が予測されること。
  • キリン・サントリの海外売上高比率が3割を超えるのに対し、アサヒは14%と出遅れていること。

同記事内では、昨年サントリーが行ったウィスキー事業内でのビーム社の大規模買収が引き合いにだされ、今回のアサヒの決断が今後の戦略にどう影響するのかを論じている。

所感

ビール事業も、他分野(電子機器、自動車事業など)と同様、海外への展開が必須な時代となっているようですね。日本人口減少が確実視される中、どう切り抜けていくのか。自分がおじいさんとなる頃にどう変わっているのかが楽しみです。おじいさんとなった頃、日本のビール会社がなくなっていたら、あのドライで切れのあるビールは楽しめなくなってしまうのでしょうか。

 

かんぱい。