かんぱい。

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伊藤忠商事、「MOTTAINAI」でクラウドファンディングに参入、アイデアを支援

クラウドクレジットの株主でもある伊藤忠商事が、今度はクラウドファンディングにも参入するようです。

 

business.nikkeibp.co.jp

今回伊藤忠商事が参入するクラウドファンディングの母体となるのは環境キャンペーンの「MOTTAINAI(もったいない)」。ファンド運営詳しく、ソーシャルレンディングも運営しているミュージックセキュリティーズと業務提携して行うようです。

伊藤忠商事は、環境キャンペーン「MOTTAINAI(もったいない)」でクラウドファンディング事業に参入する。不特定多数から資金を募り、新しいアイデア、製品や活動を支援する。毎日新聞社信用組合で組織する系統中央金融機関の全国信用協同組合連合会、ファンド運営のミュージックセキュリティーズ(東京・大手町)と業務提携して行う。 12月上旬をめどに新サービス「MOTTAINAIもっと」を始める。クラウドファンディングは、新しいアイデアやプロジェクトを持つ人がインターネットの専用サイトで広く呼び掛け、共感した人から資金を集める方法を指す。新商品・サービスの開発資金を調達する仕組みで、出資者に金銭のリターンはなく、完成商品・サービスが提供される。 MOTTAINAIは、環境分野で初めて2004年にノーベル平和賞を受賞したケニア人女性のワンガリ・マータイさんが提唱し、伊藤忠毎日新聞社が中心に進める世界的なリデュース・リユース・リサイクルのキャンペーンとなる。MOTTAINAIもっとは、MOTTAINAIを基にクラウドファンディングを組み合わせ、多くの人に応援してもらうことを目的にする。 伊藤忠とミュージックセキュリティーズが共同でMOTTAINAIもっとを運営し、全国信用協同組合連合会との提携を通じて、全国各地の信用組合が地元のプロジェクト案件を発掘する。毎日新聞社は新聞紙面でプロジェクトを取り上げ、クラウドファンディングを紹介する。4者は連携によって、MOTTAINAIもっとで各地域に資金が回る仕組みを構築する。 

伊藤忠商事に関わらず、総合商社が昔の業態であるトレーディングから事業投資へ触手を伸ばしていることは周知の事実です。しかし、多くの総合商社が自社の資本の投資バランス(資源とか、非資源とか呼んでる) のみを考えることに終止してしまっているようにみえます。そんな中、伊藤忠商事は、期待の高まるFintechのような先駆的な技術を享受することで、世界から集めたお金を活用するアイデアをもつ数少ない会社と言えるのではないでしょうか。

 

自己の資本のポートフォリオばかり気にするのではなく、素晴らしい計画が立案できる、できたのであれば、広く世界の人々に共有し、クラウドファンディングを用いることでもっともっと資金を集めてもいいのではないかと思う今日この頃です。

 

みなさんはどう考えられますか!?