かんぱい。

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ベトナム国営ビール企業が民営化へ

www.nikkei.com

 

日経新聞にて、ベトナムの国営ビール企業の全株式が売りに出され、完全民営化されるとの報道がされた。

 

同国営ビール企業は、ベトナム国内の6割のシェアを誇るようで、同株式をめぐって日本のキリンビール他、海外のメジャービール会社もベトナムへの資本の注入を目論んでいるようです。

記事詳細

主な抜粋は以下の通り。

ベトナム政府は8日までに、国営ビール2社の全株式を2017年末までに売却すると発表した。同国のビール市場の6割を独占する有力企業を完全民営化し、国営企業改革を加速する。国営2社にはアサヒグループホールディングスキリンホールディングスが関心を寄せる。欧州大手も買収・出資を検討しているとされており、争奪戦に発展する可能性もある。 越政府機関の国家資本投資公社(SCIC)はサイゴンビール・アルコール飲料総公社(サベコ)の89.6%、ハノイビール・アルコール飲料総公社(ハベコ)の82%の株式を保有する。 16年中にハベコの全株とサベコの53.6%を売却し、17年にはサベコの残りの36%を売却する。いずれも入札で投資家を募る方式で、SCICの試算によると、売却価格はハベコが約400億円、サベコが約1780億円になる。ただ、投資家の算定する価格とは差があるもよう。 

所感

ベトナムは数年前に発生した通貨危機を乗り越え、順調な経済成長を続けているときいているので、今後の成長が楽しみですね。因みにこの成長の様子は、タイの成長のの様子と似ているようです。違う点は、タイの成長は日本に支えられ、ベトナムの成長は韓国に支えられている、という点。この違いは個人的には結構面白いと思ってます。

 

また、中国や日本では国内のビール消費量は落ちる一方であるが、ベトナムでは2桁成長を続けている。アジア人は日本・中国・韓国を除くと、あまりアルコールを飲むイメージがないのですが、今後どうビール産業が成長していくか。東南アジアにはイスラム教徒も多い中、どういった軌跡をたどるのか。

 

いろんなビールが飲みたいので、至る処でのビールの成長を願うばかりですが!

 

かんぱい!