アンハイザー・ブッシュ・インベブ、SABミラー中国事業を華潤ビールへ売却。
またもや、世界のビール市場における事業売却・買収がニュースとなった。
以下、一部抜粋。
【ジュネーブ=原克彦】ビール世界最大手のアンハイザー・ブッシュ・インベブ(ベルギー)は2日、買収する2位のSABミラー(英国)の中国事業を、SABの合弁相手で中国最大手の華潤ビールに売却すると発表した。売却額は16億ドル(約1820億円)。中国でのシェアが急上昇するのを避け、独占禁止当局にSABの買収を差し止められないようにする。
SABは華潤ビール傘下の中核企業、華潤雪花ビールに49%を出資している。インベブがSABを傘下に収めると中国でのシェアは40%近くになるため、中国政府が買収を認めない可能性があった。インベブはSABの買収成立を条件に華潤雪花の株式を手放し、独禁法の問題に先手を打つ。
所感
日本企業だけでなく、ビール市場は世界で再編が行われているようですね。クラフトビールのように小規模高付加価値の市場が形成される中、大手ビール会社が提供する大衆ビール市場では、統廃合が進む。ビール市場は面白いですね。
世界最大手となると、独禁法に引っかからぬよう一部の事業は売却し、一方で採算の見込める新しい市場への注力をするといった戦略が求められる。難しいことはまだまだ理解できませんが、興味深いですね。
これからも、ビール飲んで楽しむだけではなく、こういった市場の動きについても、ニュースを読む程度ですが、考えてみようと思います。その方が、ビールも美味しく頂けそうなので、笑
かんぱい。