2016-06-14 クラフトビール大幅縮小 採算合わず、小売り中止 ビール関連 mainichi.jp アサヒビールが、原材料や製造方法にこだわる「クラフトビール」の事業を大幅に縮小することが1日、分かった。中小規模の醸造所から始まったブームに乗って昨年2月に参入したが、コンビニやスーパーなど小売店向けを少なくとも年内いっぱい中止する。このまま撤退に向かう可能性もある。思ったほど売れず、採算が合わなかった。 持ち株会社のアサヒグループホールディングスの小路明善社長がインタビューで表明した。グループ内のレストラン向けに生産は続けるが、小路氏は「大手メーカーが造った製品はクラフトビールとは言えないという消費者の声もある」と抜本的な見直しを示唆した。(共同